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秋から始めるレーザー脱毛


医療レーザー脱毛の不安あれこれ
今年の夏は長く暑かった…。

とはいえ、季節は移り変わるもの。一気に秋の気配を感じます。そうなると季節に合わせてファッションも変わり、お肌の露出も抑え気味。
そうなると、見えないところのムダ毛にも夏ほど気が回らない、ということもあるのではないでしょうか?
でも、ちょっと待ってください!!

実は、この季節。本当にお肌を大切にしながら、にっくきムダ毛にガツンといくには最適な季節。
特に、レーザー脱毛は、お肌の色が抑えられている季節でないと本当の効果が発揮されません。

夏直前に焦って、無理なスケジュールでムダ毛処理にあくせくしたことがある方。もう一度、レーザー脱毛の特徴を振り返りながら、後悔しないレーザー脱毛をスタートしましょう!

レーザー脱毛選びは、慎重に

レーザー脱毛と聞くと、「痛い」とか、「効果が出るまでに時間がかかる」という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
今回のレポートでは、そのような疑問や不安を、皮膚科専門医である秋葉原スキンクリニック院長の堀内 祐紀先生にお伺いします。

治療費: 「先生、私たち一般の人は、「レーザー脱毛」と一言で言ってしまいますが、いろいろと種類があるそうですね」
堀内先生: 「そうですね。分類するとその方法は多くありますが、わかりやすく分けると、レーザーの種類レーザーの強さの違いがあります」
治療費: 「レーザーの種類と強さですか。もう少し詳しく聞かせてください」
堀内先生: 「わかりました。まず、レーザー脱毛は、レーザーが毛の黒い色に反応して毛根を熱破壊させることで毛が生えなくなる、という原理を利用しています。そのレーザーの種類ですが、ダイオードレーザー、アレキサンドライトレーザー、ヤグレーザーなど様々です。中でもダイオードレーザー、アレキサンドライトレーザーが黄色人種の肌質や毛質に適しているといわれています。ヤグレーザーは、ダイオードレーザー、アレキサンドライトレーザーに比べ脱毛効果は低いですが、肌の色が濃い方にも脱毛効果があります」
治療費: 「なるほど。肌質や毛質によってレーザーは使い分けるべきということですね?」
堀内先生: 「その通りです。したがって、個々人の肌質、毛質の見極めはもとより、脱毛の部位によって使い分けるなど、細かな管理が必要です」
治療費: 「レーザーの強さというのは、どういうことでしょうか?」
堀内先生: 「もともとレーザー脱毛は、毛根の熱破壊を目的とした医療行為です。適切な処置を怠れば、肌の細胞まで傷つけてしまう恐れがあります。よって、強い出力のレーザー機器は、医療レーザー脱毛機器として医師の管理のもとでのみ使用が認められています
治療費: 「それは、つまりエステでやるレーザー脱毛と、お医者さんのレーザー脱毛は違うものということですか?」
堀内先生: 「レーザーを使用する点では同じものですが、レーザーの出力が違うので、結果として効果にも差が出ます。同じ効果を求めるのであれば、その効果が達成されるまでの期間が医療レーザー脱毛のほうが短くて済みます。また、お肌に何らかのトラブルが発生した場合も、専門の医師の管理下であれば迅速な対処が可能ですから、安心です
治療費: 「お肌は、人から見られるものですから、トラブルは嫌です。。。やはり、安心できるお医者さんでやったほうが安心です」
堀内先生: 「そうですね。どのような治療にせよ、治療前のカウンセリングはしっかりと受けてください
また、アトピーなど元々お肌のトラブルを抱えられている方も自分の判断であきらめるのではなく、一度専門医のカウンセリングを受けられるとよいです。当院で採用している最新のレーザー機器では、アトピーの方でも施術を受けていただくことができますし、デリケートなVゾーンやIゾーン、Oゾーンも適切な機器の使い分けで脱毛効果が得られます」
治療費: 「そうなんですね。確かに、こういうことは口コミや自分の判断を優先させてしまいがちです。でも、しっかりとカウンセリングをしていただいて、専門医の適切なアドバイスをいただくのが成功の近道ということですね!」
堀内先生: 「なんでも質問して、不安をなくしてから治療は進めるようにしてくださいね」
治療費: 「ありがとうございます。ところで先生、レーザー脱毛は秋から始めるのが最適というのは本当ですか??」
堀内先生: 「そのほうがよいです。理由としては、色素沈着を防ぐため、紫外線の弱い時期が最適であるということ。施術は3〜5回行いますから、紫外線が強くなる5月までに治療が終了するように秋から冬にかけて開始するのがよろしいと思います。
ほかにも、お肌の露出が少ない時期であれば、ムダ毛の自己処理をしなくても済みますから毛サイクルを計測しやすく、効果的な施術が可能です。それに、脱毛範囲を特定するために毛を伸ばすのも、夏では勇気がいるでしょう?(笑)」
治療費: 「そ、そうですね。勇気が要ります。効果の面でも、精神的な負担のことまで考えても、今から始めたほうがよいということですね!先生、本日はいろいろと教えてくださり、ありがとうございます」



最新医療レーザー脱毛機レポート
レーザー脱毛の概要を振り返りましたが、では、実際に最新のレーザー脱毛事情はどうなっているのでしょうか?
前出の秋葉原スキンクリニックは、ハイテク街の秋葉原に恥じない最新医療機器で治療を行うことでも有名です。今回は、堀内先生に、
まだ日本に数台しか導入されていない最新医療レーザー脱毛機器についても取材をさせていただきました。

今回取材した二つの最新マシーンは、アメリカFDA(日本でいう厚生労働省)の認可を受けた<ライトシェア・デュエット>と<ジェント
ルレーズPLUS
>。
ほぼ無痛」「脱毛スピード2倍から3倍」「副作用に美肌効果!?」と何とも聞き捨てならない性能ぶり!その性能を徹底的に調べてみまし
た!
ライトシェア・デュエット


脱毛スピード・通常の3倍。

ほぼ無痛脱毛を実現する。
世界初の永久脱毛FDA承認を受けたルミナス社の<ライトシェア>。ダイオードレーザーを使用した医療用レーザー脱毛機です。ダイオードレーザーの特性と、パルス幅(照射時間)が選択できる機能で毛の太さ、肌の色、痛みを感じやすい部位などに合わせて対応できます。男性のヒゲから女性のウブ毛・細い毛まで、毛の太さや部位にかかわらず痛みが少ない脱毛を可能にしています。

その進化形<ライトシェア・デュエット>には大口径(22×35mm)のHSハンドピースを搭載。従来の<ライトシェア>のハンドピース(9×9mm)と比べ、脱毛スピードは平均でも2〜3倍、部位によっては4倍以上というデータがあります。

また、吸引システムによりほぼ無痛の脱毛を可能にしています。(ハンドピースと皮膚の間に隙間ができると痛みを感じる。)

このライトシェア・デュエットは、AAD(米国皮膚科学会総会・サンフランシスコ)で2009年3月に発表されたばかり。日本にはまだ数台しか納入されていないという最新型の医療用レーザー脱毛機です。秋葉原スキンクリニックさんには…ありました。さすがですっ!
ジェントルレーズ Plus


副作用が美肌効果のすごい奴
キャンデラ社の<ジェントルレーズ>。毛の成分であるメラニンに選択的に吸収されやすいという特長を持つアレキサンドライトレーザーを使用した、日本では最も実績がある医療用レーザー脱毛機です。

こちらも秋葉原スキンクリニックさんでは、最新バージョンの<ジェントルレーズPLUS>を採用。照射スポットサイズが拡大され、1回で照射されるレーザーの面積は実効で2倍以上。パルス幅(照射時間)が短くなったことと相まって、さらにスピーディな脱毛が可能とのことです。

さらに、ダイナミック・クーリング・ディバイス(DCD)という冷却ガス噴射装置がレーザー機と合体!レーザー照射の直前に冷却ガスが自動的に噴霧され、レーザー照射に伴う痛みの軽減と皮膚へのダメージを最小限に抑えます。

さらにさらに、<ジェントルレーズPLUS>では、副作用として、なんと美肌効果も期待できます。表皮内のメラニンに対し、熱ダメージを与えて色素性疾患を改善させる効果があったり、アレキサンドライトレーザー特有のコラーゲンの産生を促進する作用と、開いた毛穴を引き締める効果により、肌のツルツル感を得られるなど、さまざまな美肌効果が期待できるというのです!

副作用というと身の毛もよだつ思いですが…美肌効果が副作用ならウェルカムです♪
よだつ身の毛も脱毛でありませんしっっっ!(笑)
このような最新機器を採用されている秋葉原スキンクリニックさんでは、さらにこれらの機器を個々人の特性や部位によって使い分ける「デュアル方式」を採用されています。脱毛効果、お肌への影響、患者の負担軽減のことを真剣に考えられているからこそ提供できる医療サービスと感心いたしました。女医さんだからこそのきめの細かさと言わざるを得ません。



【部位別使用機器 参考例(秋葉原スキンクリニックの場合)】

医療レーザー脱毛 部位別使用機器





医療レーザー脱毛まとめ
最新医療レーザー機器の威力。すごいですね!
いままでレーザー脱毛というと、輪ゴムでぱちんとはじかれたような痛みがあったり、エステのお試しコースではいまいち効果が実感できなか
ったり。
インターネットの口コミを検索しても、お肌のトラブルから金銭的なトラブルまで、ネガティブな情報のほうがふれることが多かったくらいでし
た。

しかし、今回の取材で、正しい情報に触れること、専門医の正しい判断を仰ぐこと、そして無理のない計画(時間や予算)をしっかりと組むこと
の大切さを改めて実感
しました。

たとえば、ダイオードレーザーは照射スペースが広い分、ハンドピースが大きく重くなり、施術者がしっかりと支えていないと皮膚とレーザー照
射面に隙間ができることで痛みややけどなどの皮膚トラブルになる可能性があるとのこと。
これらの問題点が、最新機器では吸引システムでお肌との間に隙間ができないように工夫されたり、専門医の指導でスキルアップした施術
者によって解決されるということ。

自分の知識不足や口コミだけに頼る姿勢が、あきらめや、はじめの一歩を鈍らせてしまうこと実感しました。加えて、不安を抱えるばかりに自
己処理だけで脱毛することのリスクも知ることができました。

実際に治療を受けるか受けないかは、正確な情報から。しっかりとカウンセリングを実施してくださる信頼できる皮膚科専門医に出会うことが、ツルツルスベスベ肌への近道です。

そして、焦って無理な計画を組むよりも、紫外線量も少なく、お肌が落ち着いている秋から冬にかけて、計画的にじっくりと脱毛を開始してみ
てはいかがでしょうか?
自己処理の肌トラブルのリスクも減らせ、こころにもゆとりを持って来年の夏を迎えたいですね!
 
 今回のトピックをご覧いただき、たとえばカウンセリングではどんなことを注意すればよいかなどの参考としていただければ幸いです。
 なお、今回、取材にご協力頂きました先生はこちらです。 医療レーザー脱毛について丁寧なご解説をいただきました。ありがとうございます。

医院名
秋葉原スキンクリニック
院長名
堀内 祐紀
住 所 東京都千代田区外神田4-6-7 カンダエイトビル3F
TEL 03-5833-1212
所属学会 <医院略歴>
東京女子医科大学出身の堀内 祐紀 院長が、2007年4月に
秋葉原で唯一の皮膚科専門クリニックとして開院。最新機器
と先進の医療で評価も高い。

<所属学会>
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
日本レーザー医学会・日本抗加齢医学会
秋葉原スキンクリニック 堀内先生

堀内 祐紀 先生
H P http://www.skin1212.com/
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